生存本能!動物たちのかくれんぼ
日本かくれんぼ協会理事の岡村です。
今回は動物たちのかくれんぼについて紹介したいと思います。
「かくれんぼ」といえば人間の遊びですが、人間に進化するずっと前から、食物連鎖で生き残るために(敵に見つからないように)いろんな生物がかくれんぼを極めていたことはみなさんご存知ですね?
動物たちの「隠れ方」を学ぶことで、かくれんぼがもっと楽しくなるはずです!
それでは、岡村が気になる生物界のかくれんぼ名人を今日は2つご紹介します!
ナナフシ
植物の枝に擬態している昆虫で、100種以上が生息しています。
南米のアンデスの高山地帯に生息するモンティコモルファ・フラボリンバタという種は、標高5000メートルでも確認されているそうです。
「世界一高い場所でかくれんぼ」をしたら優勝はナナフシ?
(引用元:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120910/322537/ph_3.jpg)
我々人間も、茶色い服を着て、木の枝に手足を沿わせたら、ナナフシのようにうまく隠れられそうですね!
実際に世界選手権で茶色のユニフォームを着ていた選手は、競技会場奥の林に隠れていましたよ。
カスザメ
ヒラメやヒラタエイなどと同じく平べったい体をしたサメで、海底の砂地に隠れるのが得意です。
器用に砂を体の上にかけることができます。
下の写真は、ダイバーが砂を払ったあとですが、ビクともせずに隠れることを貫いています。これぞ、かくれんぼ魂(笑)。
(引用元:https://www.arari.co.jp/konsyu14-06-17/16-06-20kasuzame-3.jpg)
かくれんぼをするとき、同じような色や模様の中に紛れるのは基本の基本ですが、さらに床や地面に寝そべるのは効果的です。なぜなら、なかなか足元を見ない鬼が多いから(?)。
ある日、公園で友達20人くらいと缶蹴りをしたことがありました。青いビブスを着ていた岡村は、みんなの荷物が置いてあるブルーシートの上に寝そべっていたら、最後まで見つからずに見事に缶を蹴ることができました! そのブルーシートがあったのは、実は鬼が最初にいた場所から3mくらいしか離れていなかったのです。
いかがでしたか?
是非みなさんも、動物にちなんだ必殺隠れ技を身につけてくださいね!
それではまた。
岡村
—参考文献—
【webサイト】National Geographic, コスタリカ 昆虫中心生活, 第33回 ナナフシの「七不思議」, https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120910/322537/?P=2, (2019/06/22閲覧)
【webサイト】黄金崎ダイブセンター・安良里ダイビングセンター, 安良里ボート&黄金崎公園海況データ, 2016年6月, 6月20日 月曜日, https://www.arari.co.jp/deta/deta16-6.html, (2019/06/22閲覧)
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